こんにちは、薬屋の凪です。
今日も一日、おつかれさまでした。
夕方になると靴がきつい、ふくらはぎが重だるい、脚が重くて帰るのもしんどい。
そんな日はありませんか。一日中デスクで気を張っていた人も、立ち仕事だった人も、夕方の脚の「むくみ」に心当たりのある方は多いと思います。私も座りっぱなしの日は、夕方には脚がパンパンになります。
今回は、その正体と、自分を責めずにできる「ゆるめ方」についてお話しします。
むくみの正体は「重力」と「動かないこと」
むくみは、血管の外(細胞と細胞のすき間)に水分が一時的にたまった状態です。そして夕方の脚のむくみのいちばんの原因は、むずかしい病気ではなく、「重力」と「動かないこと」です。
座ったり立ったりしていると、重力で血液や水分が脚の下のほうにたまっていきます。本来それを上へ押し戻すのが、ふくらはぎの筋肉です。ふくらはぎは「第二の心臓」とも呼ばれ、歩くときにポンプのように縮んで、水分を心臓のほうへ送り返してくれます。長時間、座りっぱなし・立ちっぱなしでこのポンプが動かないと、水分が脚にたまったまま。これが夕方のむくみの正体です。
あなたの脚がむくんでいるなら、それはあなたが長時間の作業を頑張ったということです。作業時間が長かったというだけの、体のごく自然な反応です。
「むくむと太る・脂肪になる」は、気にしなくて大丈夫
むくみを気にしている方の中には、「放っておくと脂肪になる」「太る」と不安な方もいるかもしれません。でも、安心してください。
むくみは、あくまで一時的にたまった「水分」で、脂肪に変わるわけではないです。一晩、横になって眠れば、たまった水分は自然と戻っていきます。脚がいつもより少しだけ太く見える日があっても、それは「太った」のではなく「水分が一時的に移動しているだけ」。自分の脚を責める必要は、まったくありません。
今日からできる、やさしい「脚のむくみのゆるめ方」
原因が「重力」と「動かないこと」なら、対策はシンプルです。脚を高くすること、ふくらはぎのポンプを少し動かしてあげること。できそうなものを、ひとつだけでも試してみてください。
- 夜、脚を少し高くする:クッションなどで脚を心臓より少し高くすると、重力を味方にできます。
- かかとの上げ下げ:座ったままでもOK。つま先を床につけたまま、かかとをゆっくり上げ下げする。それだけでふくらはぎが動きます。
- 1時間に一度、立つ・歩く:トイレや飲み物のついででかまいません。脚にたまった水分が戻りやすくなります。
- 湯船につかる:お湯の「水圧」が、脚にたまった水分を血管のほうへ押し戻してくれます。シャワーだけの日も、むくみが気になるときは湯船がおすすめです(※入浴剤の成分そのものよりも、“お湯につかること”がポイントです)。
どれも、ほんの少しでかまいません。「長く動けなかったね、おつかれさま」と、自分の脚をいたわる気持ちでやってみてください。
こんなむくみは、一度受診を
夕方に出て一晩で治まるむくみは、心配のいらないことがほとんどです。ただし、次のようなときは、念のため医療機関を受診してください。
- 片脚だけが急に腫れて、痛みや熱を持っている
- 息切れを伴う、または急に全身がむくんだ
- 何日も続いて、朝になっても引かない
これらは、脚の血管や、心臓・腎臓などからのサインのこともあります。むくみの陰に別の原因が隠れていないか、確認しておくと安心です。
脚のむくみは、頑張って動いた——あるいは、動けないほど忙しかった——一日の証でもあります。責めずに、少しだけ脚をゆるめてあげましょう。
脚のむくみについて理解して、自分を責めすぎずに、一緒により豊かな生活を目指していきましょう。
お問い合わせや“X”にて相談も無料で受け付けています。「脚がむくむ」「夕方になると体が重い」「立ち仕事がつらい」など何でも構いません。なにか困っていることがあれば、お気軽にご相談ください。


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