なぜか「自分のために」頑張れない人の意外な真実と対策

こんにちは、薬屋の凪です。

仕事はタスクをしっかり処理することができる。接客も大変だけど頑張れる。友人に相談さたら、時間を割いて一緒に考える。他の人のためなら頑張れるのに、いざ自分のこととなると頑張れない。そんなことはないでしょうか。

家の片付け、スキルアップのための勉強、健康のための運動…。した方が良いことは頭で分かっていてもなかなか手が付けられない・続かない。そして「できない・続かない自分」を責める。私もこういったことがよくあり、落ち込むことも多かったです。ただ、これには、意志の強さだけではない別の理由が存在します。

【原因】なぜ「自分のため」に頑張れないのか

報酬が返ってくるタイミングが違う

仕事や人のための行動には、はっきりした見返りがあります。ありがとうと言われる。評価される。給料になる。しかも多くの場合、その日のうちに、他人の口から返ってきます。

一方、自分のための行動はどうでしょうか。皿を洗っても誰も礼を言いません。部屋を片付けても、翌朝にはまた散らかります。参考書を1ページ進めても、それが実を結ぶのは半年後かもしれない。

報酬がまったくないわけではありません。ただ、遅い。見えにくい。そして、誰も評価してくれない。

人の行動は、遠くの大きな報酬よりも、近くの小さな報酬に引っ張られます。だから同じ「やるべきこと」でも、他人が絡んでいるほうが先に片付く。怠惰なのではなく、報酬の設計が違うだけです。

ただし、疲れている時は話が違う

ここまでの説明が当てはまるのは、「動けるだけの余力はあるはずなのに、なぜか自分のことだけが後回しになる」という状況です。

単純に疲れ切っているとき、心身のコンディションが落ちているときは、報酬の設計とは関係なく体が動きません。それは仕組みの問題ですらなく、単に休むべきときだというだけです。何もできない日があったとして、それがあなたの価値を引き下げることはありません。まず休んで、余力が戻ってから続きを読んでもらえれば十分です。

【対策】どうしたら「自分のため」に頑張れるのか?

報酬を「用意する」では不十分

では、どうしたら自分のために行動できるようになるのか?

対策としてよく言われるのは「自分にご褒美を用意しよう」です。ただ、これはそのままでは機能しません。理由は単純で、ご褒美は行動しなくても手に入ってしまうからです。皿を洗わなくてもケーキは食べられるし、片付けをサボってもドラマは見られます。

行動そのものに、報酬をくくりつける

効くのは、報酬を行動そのものに縛りつけるやり方です。

  • 好きなポッドキャストは、皿洗いと洗濯物をたたむ間だけ聴く
  • 続きが気になっているドラマは、部屋を片付けながらだけ流す
  • カフェのあの席に座るのは、参考書を開くときだけ

ポイントは、「終わったら」ではなく「その最中に」報酬が発生していることです。行動と報酬の距離をゼロに近づける。そうすると、その行動は「やらなきゃいけないこと」から「それをしないと報酬が手に入らないこと」に変わります。

【おまけ】自分の行動と報酬を確認してみる

これは、余力があればやるとより効果的です。余力がなければ上記の対策(行動そのものに報酬をくくりつける)だけでも十分効果があります。

自分のこれまでの行動と報酬、これからの行動と報酬を一度書き出してみましょう。

  • 今日、人のためにやったこと。それに対して、何が返ってきたか。
  • 自分のためにやろうとして、できなかったこと。それをやり遂げたとして、何が、いつ返ってくるのか。

並べてみると、たいていの場合、後者は空欄か、ずっと先の日付になっているはずです。

できていなかったのは、意志が弱かったからではなく、その欄が空いていたからです。だとすれば、やるべきことは自分を責めることではなく、その欄を埋めることのほうです。

少しずつ、自分のペースで、「自分のため」の行動を増やし、一緒に人生をより豊かにしていきましょう。

お問い合わせや“X”にて相談も無料で受け付けています。「何となく調子が良くない」「朝どうしても起きられない」「やる気が出ない」など、何でも構いません。なにか困っていることがあれば、お気軽にご相談ください。

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