眠れないなら、まず内科でいい

こんにちは、薬屋の凪です。

眠れない夜が続くと、心も体もすり減っていきますよね。そんなとき「病院に行ってみようか」と思っても、「これくらいで大げさかな」「眠れないって、何科に行けばいいんだろう」とためらって、結局がまんしてしまう——そんな経験はありませんか。

今回は、眠れないときにどこへ相談すればいいのか、そして「まず内科で大丈夫」という話を、私自身の経験も交えてお話しします。

眠れないのは、あなただけじゃない

眠れずに悩んでいるのは、あなただけではありません。厚生労働省の調査では、「この1か月、睡眠で十分に休めていない」と感じている人は、大人の約5人に1人。決して特別なことでも、弱いことでもありません。

眠れない相談は、まず「内科」で大丈夫

今日いちばん伝えたいのはこれです。「睡眠薬は精神科や心療内科でしかもらえない」と思っている方も多いのですが、これは誤解で、不眠の相談や睡眠薬の処方は内科の診療範囲に含まれていて、保険でも受けられます。実際、不眠で受診する多くの人が、かかりつけの内科で相談しています。精神科や心療内科に抵抗を感じる人は少なくありませんが、内科なら、風邪を相談するのと同じ感覚で行けます。

私が「ふつうの内科」に行ってよかった話

私自身、30代のときに眠れない時期が続いて、思いきって受診したのも、ふつうの内科でした。「最近よく眠れなくて」と伝えると、しっかり話を聞いてくれて、お薬も出してもらえて本当に楽になったのを覚えています。

内科では、ただ薬を出すだけでなく、眠れない背景に体の不調(甲状腺の病気や睡眠時無呼吸など)が隠れていないかも一緒に診てもらえます。だから「とりあえず相談する」最初の窓口として、とても心強い場所です。もちろん、症状によっては専門の先生を紹介してもらえることもあります。それも、より合った治療につながる自然な流れなので、安心してくださいね。

「薬に頼るのはちょっと…」と感じる人へ

「でも、薬に頼るのは不安」と感じる人もいるかもしれません。眠り方は人それぞれで、薬が合う人もいれば、生活の工夫で整っていく人もいます。だから「絶対に薬を」ということではありません。今使われている睡眠薬は、医師の指示のもとで適切に使えば過度に心配はいらないとされていますから、選択肢のひとつとして、必要なら頼っていい——そう知っておくだけでも、気持ちは少し軽くなるはずです。相談するだけで、ふっと楽になることもあります。

こんなときは、無理せず相談を

眠れない夜が一日二日で終わるなら、あまり心配はいりません。ただ、次のようなときは、一人で抱え込まずに医療機関や相談窓口を頼ってください。

  • 眠れない夜が、何日も続いている
  • 日中もずっと、つらさやだるさが抜けない
  • 気分の落ち込みが続いている

眠れない状態が続いて、日中もずっとつらいときは、こころが出しているSOSのこともあります。我慢せず、早めに相談してくださいね。

眠れない時の対処法を増やし、より豊かな生活を一緒に目指していきましょう。

お問い合わせや“X”でのご相談も受け付けています。「眠れない」「だるさが抜けない」「むくみが気になる」など、何でも構いません。一人で抱え込まず、お気軽にご相談くださいね。

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