その頭痛・だるさ、水分不足かも?薬剤師が教える正しい水の飲み方

生活

こんにちは、薬屋の凪です。

夕方になると頭が重い、集中力が続かない、体がだるい。そんな日はありませんか。

その不調、特別な病気ではなく「ただ水分が足りていないだけ」かもしれません。今回は、水分不足で起こりやすい不調と、薬剤師から見た「正しい水の飲み方」をお話しします。

まずはセルフチェック。水分足りていますか?

水分が足りているか、いちばん簡単に分かる目印が「尿の色」です。

薄いレモン色なら足りているサイン。濃い黄色なら、少し足りていないサインかもしれません。

ほかにも、のどや口の乾き、なんとなくのだるさ、便のかたさなども、水分不足のサインとして知られています。トイレのとき、少し色を気にしてみてください。

なぜ、水分が足りないと不調が出るの?

「少しくらい平気でしょ」と思うかもしれませんが、ほんの少しの不足でも体は影響を受けます。

研究では、体重のたった1〜2%ほどの水分が失われるだけで、集中力が落ちたり、気分が沈んだり、だるさや頭の重さが増したりすることがある、と報告されています。

この「1〜2%」は、激しい運動をしなくても、普段あまり水を飲まない人なら日常的に起こりうるくらいの、ささやかな不足です。

「なんとなく集中できない」「頭が重い」は、体からの「少し水が足りないよ」というサインなのかもしれません。

正しい水の飲み方は「今よりコップ2〜5杯」

では、どれくらい飲めばいいのでしょうか。

厚生労働省の「健康のため水を飲もう」では、飲み水で補う目安は一日で約1.2リットルとされています(残りは食事などから摂れます)。そして多くの人はこれより不足気味で、「コップあと2杯ほど」足せば必要な量をだいたい確保できる、と紹介されています。

そこでおすすめは、「今より、コップ2〜5杯を足す」こと。コップ1杯を約200mlとすると、400ml〜1リットルの上乗せです。今ほとんど飲めていない人ほど、多めを意識してみてください。

もう一つ大事なのが飲み方です。一度にまとめてではなく、朝・昼・夕方・寝る前など、「1日を通して少しずつ分けて飲む」のがコツです。

ワンポイント 水分とお肌の話
もともとあまり水を飲んでいない人では、水分を増やすことで肌の乾燥やかさつきが少しやわらぐ可能性がある、というデータもあります。劇的に変わるわけではありませんが、水分補給の“うれしいおまけ”のひとつですね。

ただし、飲みすぎには注意

水は多ければいいわけではなく、短時間に一気に大量に飲むのは体に負担になるので避けましょう。心臓や腎臓などに持病がある方、水分制限を言われている方は、自己判断で増やさず主治医の指示を優先してください。

まとめ:まずは今日、コップ1杯から

水分補給はノルマにすると続きません。「毎日1.2リットル飲まなきゃ」と気負わなくて大丈夫です。まずは今日、いつもよりコップ1杯多く飲む。それで十分な一歩です。

いつもより少しだけ多めに水分をとって、頭も体も少し軽い毎日を、一緒に目指していきましょう。

お問い合わせや“X”にて相談も無料で受け付けています。「頭が重い」「集中できない」「だるさが抜けない」「眠れない」など何でも構いません。お気軽にご相談ください。

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